北海道 介護でおこる親族の問題 - ワントップパートナー 札幌白石店　　株式会社フォーディー

親の介護をめぐって兄弟、姉妹間で問題が発生することはとても多く感じます。

法律上は親に対する扶養義務は平等ではありますが、実際は「やる人」「やらない人」「口だけ挟む人」が顕著に分かれ、一人っ子だった方が全然楽だったという話もよく聞きます。

兄弟や姉妹といえど長年時間を経過すると各々の生活環境、経済状況も変わってきたり、価値観の相違、親への思いも変わってくるのは仕方がありません。

その様な中で、血がつながっているからお互い理解しあえるという考え方ではこのような問題も発生してしまうのです。

このようなケースに陥る前に親の介護に携わる親族間でコミニュケーションをとっておかないと、誰かが不満を爆発させることにもなります。

この様なケースを回避するためにも、
各々が役割分担して関わることは良いのではないかと思います。

勿論、親が介護が必要になっている状況下でケアマネージャーがついていることが殆どですが、
ケアマネージャーはヒアリングのもと必要な介護サービスの計画と導入を進めてくれる立場の人です。
親族間のいざこざの調整はしてくれません。

親の意思を確認したり、言い聞かせて納得させる大きな影響力を持っているのは子供をはじめとした親族なのです。又、在宅サービスも24時間365日好きな時に利用できる訳ではないので、その隙間を埋めるのは親族ということも理解はしておかなくてはいけません。

それも難しくなった場合は施設への入居も視野に入れる必要性はあります。

勿論、施設へ入居されても「あとは全てお任せ」と安心するのではなく、定期的に施設へ訪問してスタッフと意思疎通をとっておくと、入居中のトラブルや急変にも迅速に対処できるとは思います。

施設側スタッフも人間ではありますので、「口だけ挟んで実際は何も行わない、関知しない、一方的に押し付ける」ということが常態化してしまうと入居も継続できないと判断を下されることもありますので、入居された以後も、親族間で分担しながら携わっていくことは親が安心した生活を継続させていく上では重要だと感じます。


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