北海道 老人ホーム見学時のサポートについて（２） - ワントップパートナー 札幌白石店　　株式会社フォーディー

老人ホーム紹介窓口業務を行っていると、
ケアマネさんから「施設の良い悪いを教えて欲しい」との質問をたまに受けます。

正直、良い悪いの判断は、受け入れ施設側の問題もあるとは思いますが、
老人ホーム紹介会社側の問題もそれなりにあるとは感じています。

老人ホーム紹介依頼を受けた際、一番最初に行い重点的に行うことは
入居を希望している利用者さんの詳細情報を知ることです。

現在のADLを含めた状態、ご家族との関係性やサポートの有無、ご本人の希望するQOL、収入面も含めた経済的状況、居住希望エリア、既往歴（病歴）etc...。

この情報をケアマネさんご協力頂き仕上げて、利用可能な施設を絞り込んでいきます。

そして、施設側に空き有無を確認したり、作成した情報を基に受け入れ可能な態勢かも確認します。

紹介会社の対応あるあるで、噂には聞くのが、

・紹介会社提携先の施設しか紹介してくれない。
・希望する施設を選んだが、紹介会社から別な施設を強く勧められた。
・低所得者の案件は対応してくれない。
・紹介して入居させるだけで介護福祉業界、制度に関して殆ど理解していない。

等々、紹介会社の担当者が営利を優先して紹介している事例もよく聞かれます。

医療福祉業界での支援経験があり、同じ紹介業務に携わっている私としては残念な事だとは思っています。

弊社としてのスタンスは、

・条件に合う施設が提携先に無ければ、提携外施設を探す。
・利用者する側、施設側双方のヒアリングに重点をおくこと。
　（双方のニーズと特徴を知ること）
・利用される方の経済的状況に関わらず同等の対応、サービスを行う。

一番重要なことは人生の終盤に差し掛かった利用される方のニーズが充足することが一番であり最優先されるべきだとは思います。

勿論、紹介させていただく施設へも事前に伺って、担当者と利用者さんの情報をもとに打合せて見学させていただいてます。

医療機関や福祉施設で働いていた経験から、施設の特徴や環境、雰囲気、他利用者さんの表情、スタッフの対応や印象、掲示物etc...を拝見したり、依頼された利用者さんが入居した際にフィットするかどうかイメージをしてみます。

その後、再度、利用者さんを送迎して施設見学を行き、
施設を選定するときは、自分なりに受けた印象を利用者さんやご家族に率直にお伝えするようにしております。

介護施設や老人ホームの良い悪いは正直、その時受けた印象でしかありませんし、
その時々の職員、スタッフの対応の良い悪いでひと括りには判断できません。

又、利用者さん一人ひとりの性格や人生観、何に重きを置いたサービスを希望しているかで、個々に合う、合わないの差が出てくるものだとも思います。

私たち老人ホーム紹介会社の一番重要なことは、
利用者さん、ご家族やケアマネさんと対話しなるべく深堀した情報を基に
サービスを受ける方々(利用者さん）が個々にフィットする施設を紹介できるか？

それがどの程度利用者さんのニーズが充足することができるか？は老人ホーム紹介センター担当者の個々の力の差になるとは思うので、

傾聴、対話、プランニング、自らでも情報を取りに行く、イメージすることを常に意識して皆様にサービスを提供させて頂いてます。

⇒老人ホーム見学時のサポートについて（１）

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